CMSの利用とスキニング(Skinning)のこれから

日本ではCMSと言えばWordPressかXoopsだが、海外では様々なCMSが利用されていて、CMSのテンプレートを制作することをスキニングと言ったりする。また、その制作者(主にフリーランスを指すが)スキナーとも呼ばれている。

ちなみに、このブログ、SUCは「Skins Under Construction」の略でスキニングと同じ、skin=皮 を語源にしている。

Joomla!ではテンプレートという呼び名が一般的だが、Nucleusではスキン(テンプレートは出力される各々のコンテンツ構造)、WordPressではテーマ(各パートはテンプレート)、phpbb3ではスタイルと呼ばれたりする。-正確に記すとややこしいので、ここでは説明しない。-
「てっとり早く、呼び名を統一すれば良いのでは・・」と思うが、それぞれのCMSの構造により特徴があり、簡単には統一できない。
以前kyms.ne.jpの山本さんがちらりと言われていたように、統一的な呼び名としては「テーマ」という呼び名が良い気がするが、(このときはNucleusの話だったが、)現実的には難しい。

スキニングに関して言えば、私自身はJoomla!のテンプレート一番管理しやすい。
基本的にindex.phpのワンファイルでOKで、テンプレートを個別に増やせば、メニュー毎に切り替えることも簡単だ、phpを知っていれば、メニューやカテゴリの状態を判断して、一つのテンプレートを幾つもの状態に出力することが可能だ。汎用的なテンプレートでは良く使う手法だが、個人的には、企業サイト構築時には余り利用しない。何故なら、後々のメンテナンス時でも簡単に思い出せるように、可能な限りシンプルに作ることを目指しているからだ。

CMSの利用を始めて4年余りが経過する。
国内ではスキニングといった呼び名が一般的にならないように、CMSの利用シーンは拡大しているものの確立はしていない。
これからCMSの利用はどのように発展してゆくのか。
以前は、エンドユーザーのための、、と考えていたが、実際には我々のような制作者にとって最も利用するメリットがある。

そのような意味では今後も益々CMSの利用は盛んになり、スキニングというイメージは定着するだろう。
また、現状CMSが制作者にとつて便利なツールではあっても、本来の目的であるエンドユーザーのコンテンツマネージメントとしてのシステムとして完成させなければならない。

このことは、現在の多くのCMSやそのコミュニティに欠けている「ユーザーフレンドリーなインターフェイス」や「ドキュメントの充実」、「平易な説明」など言い古されてはいるが、「ユーザービリティ」という言葉をもう一度見直さなければならないだろう。

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