日本のレベル
日銀の福井俊彦総裁が村上ファンドへの投資から利益を得ていた。
法律では禁じられていないが、禁じられていなければ何をやっても良いわけではない。
公務員(それに順ずる役職)ともなればなおさらである。
年間数千万円を超える収入を得ながら、さらに利益を追求する貪欲さは呆れるばかりだ。投資ファンドへ出資するなどは、自分の日銀総裁という役職を理解していない。
公定歩合何パーセントの繊細な計画を考えられる頭だとは信じられない。
通常の頭で考えれば、直ぐに“これはまずい。”と考えるのではないか。
人間には想像力があり、欲がある。
色々な誘惑にさらされながら生きている。犯罪を犯すか犯さないか、何をすべきで何をすべきでないかは、最後には自分の倫理観に委ねられる。
投資ファンドへ出資したいと考えても良いが、それを“まずい”と判断しなければならない。
少なくても彼にはそのような頭はなかったのだろう。
日本のためにも直ぐに辞めるべきだし、再犯防止のために立法化すべきだ。
公務員に限って言えば成立した法律を過去にさかのぼって適応すべきではないだろうか。
これは法律が追いついていないだけで、犯罪である。
このことに関して、ロイターの市場関係者への緊急アンケート調査では日銀総裁は「辞任すべきでない」が65%をしめているらし。合法的だから、、らしい。
彼らのバランス感覚の無さも呆れてしまう。
これが日本のレベル。