SNSとブログが大躍進
去年一年でSNSとブログの利用者が飛躍的に増大した。
mixiも株式を公開し、資本金も36億6825万円とBIGカンパニーに成長した。
最近ではSixApartがVoxを開始し、ブログ側からSNSへの歩み寄りも見られる。
Voxの機能(公開相手を決めるプライバシー機能)などは以前からブログには必要だったわけで、今更・・・とも思える。
逆に言えば、SNSの特性は
・見ず知らずの物同士がネット上で一つの安全なグループを形成できる。
・プライバシーを確保し、公開相手を決める。
ことであるが、残念なことに、これは初期のSNSには存在したが今のmixiなど大型のSNSには失われている。
グループは大きくなるだけで、同属性を失いプライバシーの漏洩が拡散する。
最新を目指して成長したmixiは既に最新ではなく、古き良きパソコン通信の時代に舞い戻ってしまったのだ。
nixiに残っているものは、その膨大な数の会員と(最も有難い金づるだが、)あると思って誤解している閉鎖性、プライバシー、ビジネスチャンスくらいだ。
逆にVoxはどうだろう。
SixApartはサービスを売り出すのに必死だ。
ブログシステムは日記から汎用的なシステムに利用範囲を広げ、今後も発展するだろう。
Voxのようなフィルタリング&ソケット機能は必要で、僕の愛用しているNucleusにもそのようなプラグインが欲しいところだ。
しかし、どちらにしても情報はどんどん増大し、利用者のニーズは細分化する。
細分化したニーズの最大公約数のサービスを出すのはどこだろうか。
僕は、出来ればそれをオープンソースが担って欲しいと思っている。