自分を育てたけりゃ、でかいプロジェクトには関わるな!
、と声高に叫ぶのには理由がある。
個人的にも少しばかりデカイプロジェクトに加わることもある。
もちろんカネの面では安定もするが、失うことも非常に多い。
- 自由な行動
- 自由な発想
- 自由な人間関係の維持
これらは、クリエイティブを生業とする私にとっては欠くことのできない要素だ。
しかし、安定したデカイ仕事はそれらの自由を奪う。
自由はつまり、成長の可能性だ。
クリエーターは常に自分と向き合い、自分を向上させなければならない。
映画『バスキア』の中で、若くして成功を収めたバスキアに本人とは知らず、ギャラリーの内装工事をしていた画家志望の作業員が言う。
『俺は幸運だ。自分を成長させる時間が十分にあった。』
世のクリエーターのクリエィティブに対する悩みを聞きたいものだ。
自分を生涯成長させるための環境維持とモチベーション。
最後にでかいプロジェクトの利点を一つ。
人に自慢できること。
しかし、残念ながらこれは真のクリエーターには不要な要素だ。