AatRageのパレット機能
AatRageは非常に良く出来たスケッチソフトでペイント系のソフトでは最高レベルではないかと・・個人的に思っている。
この分野ではPhotoShopやPainterなどもあるが、ツールとしての完成度はAatRageが上だろう。
PhotoShopは色の操作に優れているが、ブラシなどの描画ツールのハンドリングは非常に悪い。
Painterはマテリアルのシミュレーションに優れ、階調加工はPhotoShopと同様の機能をもっているが、これもブラシなどの描画ツールのハンドリングが悪い。
アナログツールの使用歴の長い僕としては、このあたりは非常に面倒でリズミカルに描くことに苦労していた。
(・・と言っても、15年以上も我慢してコンピュータで描いているのだが、、)
その反面AatRageは作者が絵を描く人間ではないか・・??と思える程、描画という動作に重きをおいている。
(欠点はソフトが重い・・・)
特にパレット機能は非常に高機能で良く出来ている。
(このあたりSketchBook Proも見習ってほしいものだ)
今回は本家でも紹介されていたカスタムパレットの機能をご紹介。任意の画像をそのままパレットに使える優れもの機能!!
カラーピッカの下にある三角のボタンを押してメニューを出す。
Custom picker > Create Custom Pickerを選ぶ。
画面に三角の選択エリアが現れるので、必要な場所へドラッグ移動。
チェックボタンを押すと保存ファイル名を聞いてくるので任意のファイル名を入力して保存。
カラーピッカーに反映したところ
もちろんこのままパレットとして使える。
大きな領域をサンプルしたい場合は画面をズームアウトして、同様の作業を行う。
※画像を縮小する必要はない。