Backburner settings for Maya 2016:MayaでBackburnerを利用してネットワークレンダリング
MayaでBackburnerを利用するための設定
Backburnerは単体で以下のサイト等から無料入手可能です。
3Dソフトウェアのスタンダード3D’sMAX、MayaのAutodesk
3D’sMAXの他MayaやAfterEffectsなどのレンダリングサーバーを構築可能です。
ここではローカルのコンピュータ(Mayaを使っているPC)での設定を行います。
リモートでの複数サーバーを設置するレンダーファームの構築は、先ずローカルコンピュータでの動作確認を行ってから試みましょう。
Backburnerは3つのソフトウエアから構成されています。
- Backburner Manager
- レンダリングジョブの割り振り、監視を行うソフトです。一つのネットワークレンダリングサーバー群で一つ立ち上げる必要があります。
- Backburner Server
- レンダリングを実行するためのサーバーソフトです。立ち上げたサーバーが参照するマネージャーの監視下でレンダリングワークを行います。
- Backburner Monitor
- レンダリングサーバーの実行状態をモニターするソフトです。レンダリング作業に必要ありませんが、実行状態確認のために適宜起動します。
出力先の共有設定
ローカルでは問題になりませんが、複数のユーザーが使用するネットワークレンダリングの場合は共有設定に留意し、設定を行ってください。
Backburner Managerの設定
Backburner Managerの起動
Backburner Server の設定
Backburner Serverの接続先マネージャーのIPアドレス
以下はローカル⇒ローカルなので、localhostを入力
Backburner Monitorの起動
Mayaからテストジョブレンダリング
ファイルの保存場所
ネットワークレンダリングを行うにはレンダリングサーバーから参照可能なネットワークサーバーにファイルを保存する必要がある。
以下のエラーメッセージが出たら、ファイルの保存場所に問題があるかもしれない。
Cmdjob adapter: Process exit abnormally,Exit code is 211
レンダリング画像の格納場所
ログファイルの所在
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\backburner
- Managerログ : backburner.log
- Serverログ : backburnerServer.log
C:\Program Files\Autodesk\Maya2016\bin\Render