Blender 2.8 マテリアル設定手順
Blenderのマテリアル設定は若干煩雑です。
特に「マテリアルスロット」が意味不明に思えるためにマテリアル設定の基本的な流れに混乱が起きます。
ここではマテリアル設定の基本的な流れを紹介します。
基本知識
- Blender起動時に表示されている立方体には既にマテリアルが一つ設定されています。
- Blender に作成したマテリアルを削除する機能は無く、終了時に未使用のマテリアルは勝手に削除されます。
- そのため未使用マテリアルを保存するためには「フェイクユーザー」ボタンを押して「フェイクユーザー」を割り当てます。
※マテリアルを使っているユーザー(オブジェクト)がないと削除されるので、偽ユーザーを設定して削除されないようにする。
基本的な流れ1:
一つのオブジェクトに対して一つのマテリアル割り当てる。
マテリアルが設定されていないオブジェクトに対して最も簡単な新規マテリアルの割り当ては、オブジェクトを選択してマテリアルボタンを押して、新規ボタンを押すことです。
基本的な流れ2:
一つのオブジェクトに対して複数のマテリアルを割り当てる方法。
Blenderでは面毎(各ポリゴン毎)に個別にマテリアルを割り当てることが可能です。
このように一つのオブジェクトに複数のマテリアルを割り当てるには以下の手順に従ってください。
- 「 編集モード 」で面を選択
- 「マテリアルスロット」の + をクリック
- 「 マテリアル 」の「新規」をクリックしてマテリアルを作成
- 「割り当て」ボタンを押して適用する
以上です。
「マテリアルスロット」はオブジェクト(面)にマテリアルをつなげるためのコネクタくらいに思えば良いでしょう。