MBCN[Metaverse,Blockchain,Cryptocurrency,Non-Fungible Token]:メタバース、ブロックチェーン、暗号通貨、NFT

もちろん時代のキーワードといえばこれらの言葉。
(AIは破壊的キーワードだか、一先ず置いておく・・)
WEBの世界の黎明期からの住人としては、2022年からの数年がWEB3.0への入り口であることは間違いないと確信している。

私を含めネイティブのネットワーカーは、これらのキーワードが単なる流行でないことも理解しているだろう。
同時代を体験しているザッカーバーグが社名を「メタ」に変えたのも、グリーが今後の数年に100憶をメタバース関連への出資を決めたのも、彼らはこの時を待っていたのだ。

両社に共通している課題は、どちらも古いタイプのSNSで、企業は成長したもののその先の展望が見えないところにあった。
FacebookはTwitterに、TwitterはInstagramに、InstagramはTikTokに・・・とSNSは変遷したが基本は変わらない。
WEBはハードウェアによる通信速度、CPUの処理能力、情報の処理能力の発展に依存している。
これらの発展は扱う情報をテキストデータから映像データへと変えてきた。
必然的に静止画や動画、音声データがネットワークを移動し、人々のコミュニケーションは益々リッチになった。

しかし、足りなかったものは何か。
それはローレンス・レッシングが「コモンズ」で言ったように、「フリー」や「シェア」で語られたように、思考錯誤しながらネットワークの文化は発展してきたが、そこにはネットワークを独立させる技術が欠けていた。
多くの国の政府、特に中国やロシアといった大国がメタバースやブロックチェーンを恐れるのは、それが国家から独立可能な世界の出現を可能とする技術だからだ。

FacebookやTwitter、Instagramの出現は人々が思っている以上に革命的なことである。
それは人類が次のステップへと進化するきっかけとなるツールだからである。
これは単に“進化のようなもの”ではなく、真に生物学的な進化であると考える。
現在、地球上の人間の50%以上が何らかの形でSNSを利用している。
これは、人類の50%が、ほぼ瞬時に意思疎通可能な状態であるといえる。

VR、AR、MR、XRといった拡張型3D体感メディアの発展も著しい。

Metaverse:メタバース

説明はさておいて、その実態はまだ見えてこない。
今後、5年から10年の時間をかけて徐々にその姿を現し、基本的な発展は30年程続くだろう。

ただ言えることは、メタバースは究極の個人世界、つまり『メタパーソナルバース』

Blockchain:ブロックチェーン

ブロックチェーンは単純な構造だが画期的だ。
ネットワークで確認可能な「裏書き」を可能としたシステムだ。
大きくは、Cryptocurrency:暗号通貨(替性トークン)とNFT[Non-Fungible Token]:非代替性トークンの実現が成果物だ。

Cryptocurrency:暗号通貨(替性トークン)

現在の世界は古いタイプの国家で構成されている。
国家の基本は個人や同族の安全を守るために集団として発展し、形成された。

今現在、ビットコインをはじめとした仮想通貨は、その価値も乱高下し投機的にとらえられているがいずれ安定し、通貨として利用可能になるだろう。
それはビットコインかもしれないし、他のアルトコインかもしれない。

NFT[Non-Fungible Token]:非代替性トークン

今までデジタルデータや抽象概念の一位性を担保する方法は無かった。

もちろんNFTを用いても、元の対象が「オリジナルで誰に保有する権利」があるのかを担保することもできない。
しかし、ブロックチェーンが可能とした「裏書き」は、これら形の無い情報をネットワーク上での流通を可能にした。
今までは

結論

ブロックチェーンによって可能となったデータの流通をもとにメタバースは実際の独立した世界へと発展してゆく。

そのため、多くの人が実際の国家から次第にメタバース(ネットワーク)への依存度を高め、暗号通貨が国家が発行する通貨に代替されるようになる。

上記の変化は10年から50年程の時間をかけて行われるだろう。
国家の枠組みから離れ、ネットワークに依存するほど、ブロックチェーンの重要性、利便性は高まり暗号通貨へのシフトが早まる。

Amazonなど大手のネットサービスがメタバースで仮想通貨によって利用できれば、
50年後以降には宇宙への進出が本格的となり、月や火星への植民が進む。特に火星への植民は国家や貨幣からの独立を

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