素直なページ作りこそSEOへの一番の近道

SEOと言えばもちろん Search engine optimization のこと。
簡単には希望する検索キーワードでどれだけ高順位で表示させるかだ。
初耳の人はwikiでも調べてほしい。

現在ではSEO業者も多く様々なSEOテクニックがネット上に溢れている。
私が始めてSEOを意識したのは1997年頃。もちろんSEOという言葉も無くて、その頃のyahooは単純なインデックス型の検索エンジンだった。
登録されたサイトはサイト名が昇順で並ぶだけだった。
そこで考えたのが、サイトタイトルにキャッチフレーズを付けて一番上に持って行こう、と言うものだった。
考えたタイトルは「Acrivアクティブ××××」。

 

これならアルファベットの「A」が最初、アルファベットで引っかからなくても50音の最初の「ア」を使っている。。
そう、こんな単純な方法も今は昔の話。

現在最も有効なSEOは何か。
それは簡単で、「毎日、ブログやサイトページに手を入れ、良質な情報をネットに展開する」ことだ。
、と書いてしまえば、簡単すぎるので、もう少し詳しく解説する。

 

SEO業者のセールストーク

SEO業者の多くが順位アップを確約する。
しかし順位アップを確約するような業者は、先ず怪しい。
なぜなら、検索順位をアップできる=検索アルゴリズムを知っている となるが、検索エンジンにとって検索アルゴリズムは命であり、広告掲示によって収益を上げていることから考えても、アルゴリズムは知られてはならないものだ。
もちろん、そんな簡単に推測できるものでも無いはずである。
もし私なら、アルゴリズムを絶対に知られないようにスコアの近いサイトにはパラメーターに若干の乱数を加味するだろう。固定化しないように、複数のアルゴリズムを切り替えるのも良いかも知れない。
(実際にはパラメーターの優先を変えるだけで良いかも知れないが。)
つまり、個人的に検索順位は確約できないと思っている。

 

実際にSEO業者が順位を向上可能な手法

それではSEO業者が行える順位向上可能な方法は何が考えられるか。

 

  1. リンクによるページランクアップ
    数多くのサイトを展開している大手が、順位を上げるためにリンクを設定すること概ね順位は上がるだろう。
    もちろん契約期間中だけ。しかし、yahoo!やgoogleもバカでは無いと思うので、たとえ大手のSEOサービスと言っても、リンクファーム的ページは排除するだろう。
    (あらゆる関連サイトにリンク依頼するのは正当な方法なのでOK)
  2. 内部リンクの充実。(案外手間がかかる)
  3. 検索件数の少ないキーワードに対しての最適化
    意味の無い検索キーワードを押し付けて、順位が上がりましたよ、と報告するSEO業者はもちろんNGだ。
    ワン・ワード(ビッグワード)だけの検索順位の向上も、マーケティング的には意味が無い。
  4. ソースを綺麗に
    少しは効果があるかも知れないが、ソースの美しさと情報の有用性は一致しないので、yahoo!やgoogleもそんな項目に高ポイントを与えはしないだろう。
  5. yahooのビジネスエクスプレス申請(有料だけど)
    Yahooの登録掲載サイトで無いのであればビジネスエクスプレスで申請する。ロボット型のインデックスに多少の効果は与えるだろう。
  6. googleのアドワーズ(これも有料だけど)
  7. サイトサマリーの設置
    サイトマップやRSSの設置を行うと、これも多少の向上が期待できる。
  8. 契約期間中の頻繁な更新
    これはかなり効果が高いだろう。
  9. 他のサイトへのトラックバック、コメントの書き込みなど
  10. プレスリリースの発行
    大手のサイトにプレスリリースが掲載されたら、、中々向上が望めるんじゃないかな。
  11. ネットの世界で暗躍する。
    All About(オールアバウト)http://japan.cnet.com/でブロガーになる。(かなり知識と根性がいる)
    2chで書き込む。(これは危険。素人はご法度、もしやるなら、友人に口頭で依頼するのが良いだろう)
    wikipediaに書き込む。(これはもっと危険。素人はご法度、もしやるなら、友人に口頭で依頼するのが良いだろう)
  12. やはりコンテンツ(情報)ほど重要なものは無い。
    コンテンツを充実させるのが最も効果があり、安定性が高い。

 

私がSEOを依頼されたときの作業

最も大切なことは順位とアクセスをアップさせることではなく、
「ターゲットユーザーに対して露出し、かつ、必要としている行動をとらせる」ことだ。
この言葉には大きく二つのポイントが含まれている。それはサイト運営が誰に対して、何をさせたいのかと言ったことである。先ず、このことを明確にしない限りサイトの目的は達成できないだろう。

 

  1. ターゲットユーザーの明確化
  2. そのユーザーに期待する行動を明確にする
  3. そのユーザーの行動を推測する
  4. キーワードの再選定
  5. 柔軟なキーワード選定
  6. サーバーのチェック
  7. 頻繁にアップデート
  8. 裏口を整備する
  9. コンテンツの文言修正
  10. 内部リンクを充実させる
  11. できれば外部リンクを充実させる
  12. 各検索エンジンに同様の効果を期待しない
  13. クライアントの協力が必要不可欠であると伝える
  14. 努力して、一喜一憂しない

 

SEOサイト運営の参考になれば幸いです。

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