『ドラえもん のび太と緑の巨神兵巨人伝』
毎年この時期になると『ドラえもん』映画を見るのが小さな子を持つ親の常だ。
7時に起床、前売り件を握って地元の映画間にまっしぐら。
朝一番の開映だが、例年よりも若干観客が多く場内は子供達のざわめきに包まれていた。
『ドラえもん』の映画はその時々の世相や流行を反映したストーリとなっているが、今回は地球の緑を守ろうといったメッセージがこめられていた。
少し前の『のび太の恐竜2006』はかなり雑な作りのアニメだった。アニメ描画のクオリティは、背景の描写に力が入ってる割には人物描写が粗いのは少し気になるところだが、、、まぁ平均並と言えるだろう。
しかしながら、ストーリーはと言えば、これはお世辞にも合格点とは言えない。
地球温暖化と森林(緑)の破壊を引っ掛けているが、途中でストーリーの設定とリズムが破綻している。
最後はまるで『風の谷のナウシカ』のオームの行進のようなシーンとビジュアルだ。
子供達に感想を聞けば、もちろん感動したと言っていた。『ドラえもん』お決まりの“別れ”で終わるのだから仕方ない、が到底ストーリーを理解できたとは思えない。
テーマありきのシナリオに間違いがあったようだ。
ps.子供達は大喜びだったので、問題ナシだけどネ。