友達の友達は友達とは限らない。#新憲法に入れて欲しい一文
先日、久しぶりにロハコで買い物をした。
アスクルのインターネット通販会社としての歴史は古く1997年から始まる。
インターネット以前から翌日配達のサービスを行い、多くの企業には馴染みのサービスだった。
私自身も初期アスクル時代から利用者であるが、そのアスクルが個人利用者向けにロハコサービスを始めた際にもアカウントを作成して利用していた。
実際に法人向けアスクルと個人向けロハコの取り扱い商品は殆ど同じであり、価格は同一だ。
ちなみに、
未だに個人向け、法人向けと区別したインターネットサービスも多いがが、前時代的で意味は無い。
オープンで公開性の高い市場であるインターネットマーケットでは如何に区別なく等しく平等なサービスを顧客に提供するかが重要である。
法人向け=特典では無く、単に購入量に応じたボリュームディスカウントにとどめるべきだ。
話は戻って、話の経緯を、、
そんなロハコ利用であったが、最近ロハコ運営会社のアスクルの筆頭株主がYahooになった。
つまりロハコの運営会社はYahooとなったわけだ。(詳しくはロハコのwikiページを参照)
そんなことはどうでも良いが、ここで問題が発生する。
私は以前からロハコにアカウントを持っていた。
もちろん購入も行っているので、住所や電話番号、クレジットカードの番号など個人情報満載だ。
望んではいなかったが、ロハコサービスが分離した際にはロハコにもアカウントを作成し利用を始めた。
もちろんこちらも個人情報満載だ。
最近久しぶりにロハコを訪れるとYahooアカウントの入力を求められた。
つまりYahooアカウントでロハコでお買い物が出来る! と、めっちゃ! 便利になったのだぁぁ!! 、と喜んでは居られない。
何故なら私はYahooアカウントは持っているが、正直、Yahooサービスに信用を持てない私の登録内容は名前をはじめ全てフェイクだからだ。
おまけにロハコはYahooアカウントでのみ買い物可能だ。(もしかすれば通常アカウントの作成方法があるかも知れないが、一見したところでは見つけられなかった。)
仕方なく私はフェイクのYahooアカウントに正しい住所とメルアドを登録した。
必ず来るであろう、個人情報の大量流出と、望みもしない個人データの統合、移行、他社への供与を覚悟して。
データは共有されることによってより利便性を高める。
もはやロハコの話はどうでも良くなってしまったが、
データの統合は必然的ともいえる。
しかし、少なくともSNSをも含めたデータマネージメントには未来は予測できないという真理を考慮したルール作りが必要であろう。
友達の友達は友達とは限らない10のケース
[10 cases that a friend of a friend isn’t always a friend.]
- サービスが合併してデータが共有されてしまった
- 嫌いな会社が好きな会社を吸収合併した
- ここだけの話メールのつもりが他の人に転送された
- ここだけの話メールのつもりがBCCで共有されていた
- 過去のメールが他の人に転送された
- 友達だったけど喧嘩して気まずくなった
- 気まずくなったけどまた仲直りした
- SNSで繋がった先に関係を切りたい友達がいた
- SNSで繋がった先に上司がいた
- SNSで繋がった先に部下がいた
#新憲法に入れて欲しい一文 : 憲法での個人情報に関する明確な定義と権利を。
個人的には憲法改正の必要性はあまり感じないが、現在の憲法にもプライバシー(私事権)に関しての明確な記載はない。
個人情報保護法は単なる個人情報の取り扱いに関する法律である。
憲法改正の際には、『友達の友達は友達とは限らない』の一文を入れて欲しい。
もう少し難しく言うと、
『個人に関する全ての情報はその個人に帰属し、その個人の利益、幸福のために利用される。また、記録、利用、移動、削除、加工の一切の権利はその個人にある。』
となるか。