関西は大丈夫!
東日本大震災が起こって2週間が経過した。
まだ、2週間しか経っていないのかと思うが、遅々として政府の動きは見えてこない。
首相一人に何も出来ないことはわかっているが、東電の社長と同じで姿を見せないことによって国民の不安はより拡大する。
たとえ、怒りの対象となったとしても、それを覚悟し、メディア対応を行わなければならないだろう。
政府は今こそ100パーセントの情報を公開し、全ての被災地の現況を把握しなければならない。
一方、メディアは一体何の力にコントロールされているのか、日本全体をヒステリックなパニックに陥れようとしている。
関西では多少ゆれたものの、実質的な被害は皆無だ。
しかし、震災の日より、テレビでは広告が消え、ローカル放送の多くも見られなくなった。
関東を中心とする情報は、日本全国を同一レベルで捉えている。
関西地方での節電運動のほとんどが関東地方へ効果が無いのに、道頓堀のネオンまで消えた。
もちろん、放射能の被害は関西まで及んでいない。(今のところ)
しかし、今では一般のスーパーの棚からも水が消えた。
地震は東北地方に甚大な被害を与えただろう。
しかし、今の日本は大怪我をし、自分の傷を見てショック症状を起こしている人間のようだ。
日本は日本人が思っている以上に広く、豊かな国だ。
先ずは落ち着いて自分の体を良く見れば、大丈夫なことは直ぐに分かるはずだ。
今パニックになれば助かる命も助からなくなる。
ショック症状のために治せる傷も治せるくなる。
関西は大丈夫だ。
全体主義や安っぽいナショナリストが悲劇に乗じてヒロイックを強要している。
被災者や被災地の復興を助けるためにも、そろそろ関西からは自粛ムードを追い出そう。
企業は新たな共有社会のための市場を推し進めよう。
メディアは関西に直接影響しない情報内容を精査し、バランスを考えて放送しよう。
ネットワークのオーソリティーはTwitterをはじめインターネット上に流れる根拠の無いデマを監視し、発信源を特定しよう。
関西は率先して社会生活と経済活動を正常化させよう。
エネルギッシュに関東以北の被災者をバックアップしよう。