Maya, モデルを回転するとフリーズする現象

最近、担当している専門学校のオープンスクールで、Adobe Fuse CC でモデルを作成してMixamoでオートリギング、ローカルのMayaで歩行アニメーションを付けるという体験授業を行っている。
経験の無い高校生には少し難しい作業だが、Mayaの体験だと余りにも難しい感が先行してしまうので、 Fuse CCを利用して作っている感を高めているわけだ。

このワークフローは何度か確認して問題の無いことも検証済だったが、最近Maya体験中にソフトがフリーズするという現象が多発した。

それでなくても面倒でごった煮インターフェイスのMayaである。
一度フリーズしてしまえば初心者の高校性にとっては致命的だ。

もちろん後ろで教えている私は涼しい顔で『まぁ、フリーズもたまにあるからね。』などと言ってはいるが、5台、6台と続けてフリーズするとなると言い訳を考えることもできない。

そんなこんなで絶望的になりながらも、ようやくその理由が解りフリーズを回避する方法を見つけた。

多くの場合フリーズはモデルを回転した時に発生するようだ。
画面の再描画時か?
そう考えると少し頭の中で繋がった。
Fuse CCで作成したモデルをMixamo経由でリグ付けしFBX形式でダウンロードする訳だが、そのFBXを読み込むとマテリアルが裏返ったようになる。
この現象を解消するためにレンダラを『ビューポート2.0』から『旧式の規定ビューポート』へ切り替えて使用していた。
この『旧式の規定ビューポート』へ切り替えた画面で回転作業をすると高い確率でフリーズが発生するようた。

まぁ、結局バグではあるが、一応の解決策としてアニメーション作成時は『ビューポート2.0』のグレイモデルのままで作業し、完成してから『旧式の規定ビューポート』へ切り替え、色付きの状態でアニメーションを確認することとした。

これでバッチリだ!  と言うほど綺麗な解決では無いのだが。。

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