Adobe Illustrator CS6 と CC 2017の悲しい違い: Sad difference between Adobe Illustrator CS 6 and CC 2017

私は長くAdobe Illustrator CS6を利用しています。

creative cloudの一部ソフトは利用していましたが、IllustratorやPhotoshop、After Effects、Adobe Premiereに関してはCS6派でした。

しかし持論である『アプリは新しい物が良いに決まっている』のためにもCCへの移行を進めなければなりません。

今回、確認も兼ねてIllustrator CC 2017 の初心者向けビデオを纏めようと少し使ってみると、、、何か違和感があります。

あの大嫌いな設定、『ラバーバンドを有効にする対象:□ペンツール(P)□曲線ツール(U)』レベルの話ではありません。

選択ツールに関する違和感です。




Adobe Illustrator CS6 と CC 2017のインターフェイスの色設定を変えた場合のツールボックス比較

暫く使って感じた違和感は『選択ツールを使っているつもりがダイレクト選択ツールになっている・・・?』でした。

最初はツールの位置が変更されたと思っていましたが、そうではないようです。

以下が Illustrator CS6 と CC 2017のツールボックス。

『環境設定』>『ユーザーインターフェイス』の明るさ設定にあるプリセットの4色の色設定時を比較したスナップショットです。

Adobe Illustrator CS6 と CC 2017のインターフェイスの色設定を変えた場合のツールボックス比較


問題はCC 2017の暗い色設定の2つのグループ選択ツール

そうです。

2つの暗い色設定を行ったツールボックスでは選択ツールが内側がヌケて、ダイレクト選択ツールに見えるのです。

選択ツールのイメージは『黒い矢印』です。

一方、ダイレクト選択ツールは『白い矢印』です。

これは初期のIllustratorから変わりませんが、CC 2017では2つの暗い色設定を行ったツールボックスでは選択ツールが白い矢印(塗りの無い)矢印に見えるのです。

念のため設定されている色を調べてみました。

Adobe Illustrator CS6 と CC 2017の選択ツール


背景色よりも暗い色指定されているCS6、同じ指定がされているCC 2017

やはりCS6では矢印内の色指定は背景よりも常に暗い色が設定されていましたが、CC 2017では同じ色(暗さ)が設定されていました。

そのため、2つの暗い色設定の場合は矢印の内側が抜けたように見え、反対に白い矢印が塗られたように見えたのでしょう。

もちろんこれは私だけの錯覚かも知れませんが、個人的にはかなりの違和感で、慣れるまで若干時間がかかりそうです。

、、そこで一先ずインターフェイスの色設定を明るくしました。(ツールボックススナップショットの右から2つめ)

尚、この違いに関しては個人的に利用していなかったため他のCCでは確認しておりません。

また、同じトピックのブログネタもネットには既に溢れているのかも知れませんが、一先ず遅ればせながら、CCのファーストインプレッションとしてのご報告です。

 

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