使い心地
このブログに掲載している風刺画は主にWACOMのintuos3とAlias SketchBook Pro 1.1で制作されている。
私自身は油も水彩もコンテもパステルも一通りの経験はあり、コンピュータで絵を描き始めたのもそこそこ早かった。
Intuos3とAlias SketchBook Pro 1.1は万能とは言えないが、WEBに掲載する作品を作るにはいい面も幾つかある。
・レイヤーがある
レイヤーがあると下書きをどんどん重ねてフィニッシュに近づけることが可能である。
・取り消しができる
当たり前のことだか、水彩絵の具で絵を描いた場合などは、失敗しても元に戻すことなどできない。
悪いところ
・アナログの道具に比べるとタッチが均質で、絵にテンションを付け難い。
そう、これが問題である。
絵はリズムである。現在のデジタルツールを使うと、このリズムが出しにくい。
私自身はアナログ信者でも、デジタル至上主義者でもない。使える道具があれば豚のしっぽだって、牛のオシッコだって使う。
現在も尚、デジタルツールの過渡期であるが、
もしかすれば、Intuos3+Alias SketchBook Proの組み合わせも24色クレヨン程度にとらえればよいのかもしれない。
そういえば、最近Alias SketchBook Proがバージョンアップしたが、私のところには先日Ver.1.1の請求がやってきた。
24色クレヨン程度にしては高くつくツールだ。