WACOM Intuos 3 改造
Intuos 3改造などとタイトルを付けると、まるでパネルを開けて・・なんて想像してしまうかも知れないが、もちろんそんなことはしない。仕事道具なので壊してしまったりすると大変だ。
Intuos 3はそこそこよくできたデバイスで、またそこそこ良くできたソフトであるSkechBookProと組み合わせると、まあまあ良くできたデジタル描画環境が手に入る。
こうなってしまうと微妙な操作感はIntuos の問題か、SkechBookProの問題か、コンピュータそのもののハードウェア的問題、メモリーの問題と色々わかりにくくなるが、ソフトは分解能をあげれば済む話で、ハードウェアに関してはペンや描画のトラッキング(反応速度)に影響を与えると考え、審査対象から外すとして・・・Intuos の出来が少なからず操作性に影響を与えている部分も多いと思う。
(ちょっと文章が長くなった・・)
・・・とこんな微妙な話ではないが、以前にも書いたように、アナログの世界で風刺っぽいイラストやアイデアスケッチをしていると定規を利用することがよくある。
直線定規に雲形定規、楕円定規、ユニカーブ、鉄道定規、造船定規等々である。
新しいSkechBookPro2では直線ツールが採用されているようだか、線の強弱を表現するには実際に定規をあてて、力を調整しなければ表現できない。
もしSkechBookProで採用するならば、先ずはShiftキーによる角度拘束の描画機能だったのではないだろうか。
これらの事から考えると私の欲しい、直線描画機能(定規対応)はソフトウェアによる描画機能というよりはハードウェア(Intuos 側)による対応ではないかと思う。
多くのスケッチはパースでいうところ2点透視が多い。
垂直方向の遠近を使わないこの方法は、垂直線を平行に取れるという簡単な描画方法である。
つまり、現状での一つの解決方法としては、Intuos 用のミニT定規があれば良いのではないだろうか。・・・結論