気分はいつも失業者
『失業率 5.4%に悪化 有効求人倍率も過去最低更新』
という記事がyahoo!に掲載されていた。
しかし一方では、日本の失業率、実は米国並みの9%ではないかという説も出ている。
雇用調整助成金対象者を失業者に含めると、そのような数字になるらしい。
しかし、実際の失業者はもっと多いのではないだろうか。
日本の失業の定義とは、
15歳以上で
1.現在仕事に就いていない
2.仕事を探す活動をしている
3.仕事があればすぐに就くことができる
らしい。
しかし個人的な感覚では、シンプルに、
・仕事をしたくても仕事が無い
が失業者だと思う。
また、厳密には、
就労中の仕事を続けていても、
・生活できない(衣食住を充足できない)
・扶養できない
などで、短期のパートタイマーやショートワーカーがこれにあたる。
また、上記失業の定義には『仕事を探す活動をしている』とあるが、実際には、
・仕事を探すことをやめた人(探していたが、仕事がないので探すのをやめてしまった人など)
・仕事を自由に選べない人(まあ、もちろんこの自由っていうのはある程度幅があるけど、、仕事を変更できない人というか。)
も含めるべきだと思う。
これはニートや中、高齢者、主婦などが含まれる。
この部分の集計は難しい。
どちらにしても、こういったマクロな国の統計はずいぶんと怪しい。
間違ったマクロ統計は社会を間違った方向へと導き、責任を個人へと転嫁する。
僕などは、本業の自営にプラスして講師業などを行っている。
統計的には就労者かも知れないが、フリーのクリエターなんて、気分はいつも失業者だ。