2013年に何を思う。
昨年暮れに短かった民主党時代は終焉を告げ、日本は古き自民党時代へ舞い戻った。
民主党の手腕はと言えばお粗末ではあったが、自民党政権に戻ることはそのお粗末政権以下の選択だっただろう。
アベノミクスと言えば何か秘策でもあるようだが、何のことは無い、簡単に言えば日銀の金利政策でインフレを誘導してデフレ脱却。公共投資で失業率を低下させるだの対処利用法に過ぎない。
安倍さんは嫌いではないが、政策は全く意味が無く効果を発揮できないだろう。
もし、絵に描いた餅が現実となるならば、それは偶然、それこそ景気の“気”の力によって一時的に持ち直すだけだ。
今日本に必要なことは、20年前に始った社会的、産業的構造変化を認識することである。
また、今後の政策としてはさして新しくも無いが以下の事が考えられる。
- 税金のアップはセーフティネットを更に充実させて国民の不安を低下させるためのみに使う
- 時代に即した新産業を送出
- 福島を悲劇に終らせずチャンスに転換すること
- そのためには原子力行政を終らせる、転換することはむしろチャンス
- そのためには自然エネルギー産業の開発は新作業、社会構造変換へのチャンス
- あらゆる規制を緩和して民間の活力を向上させるこ
- 旧工業は新産業へ大きく転換する
- 日本の高度技術力という妄想を信じ続けている危険性を認識する
- TPPをはじめ国際的な競争原理を取りいれること
- 国防を充実させ国民の安心感を高め、同時にアジア諸国とのリンクを強固にし事実上の紛争発生が不可能な状態にする
- 特にアジアにおいて親日的国家とのリンクを強める
- 北朝鮮の解体を後押しし早期にアジアの不安定要因を取り除く
- もちろん“国防軍”など名前だけの、どうでも良いアクションはマイナスでしかない
- 上記の策を施した1~2年後に、日銀の量的緩和を実地
そう言えば安倍総理、2006年にも総理だったので描いていました。