2016年淡路島一周サイクリング(自転車)の旅:実行8 ⇒当日の記録
台風やら、風邪らしき症状や、出発地点の変更など様々な問題をクリア? し、17日の朝6時45分に家を出た。
枚方公園までは徒歩。
一路、阪急梅田の高速バス乗り場へ向かった。
残念ながら今回 Runtasticによる記録は失敗した。。
バスで北淡ICまで
今回利用したのは淡路交通(大阪-洲本線)だった。
念のために当日予約を入れていたが、淡路交通の予約へ掛けると阪急バス 予約センターに回され、予約システムはまた別の・・・と非常にごちゃまぜシステムだった。
結局何処のバスを予約したのかと疑問に感じる程だったが、梅田の阪急バスターミナルから淡路交通のバスに乗って、北淡(ほくだん)ICに向かった。
(最初はきたあわじインターチェンジの略だと思い、きたあわと読んでいたが、次にほくたんと読み、最後にほくだんであることが分かった)
7:50発のバスを逃すと、次は12時台だ。
バスはほぼ満席だったので、予約していて正解だった。
三連休の初日のためか高速道路は混んでいて、9時11分着予定が20分程遅れた。
メールで遅れることを伝えていたが『おでかけ工房』さんの迎えの車が待っていてくれていた。
北淡ICを出たところ。 右上が高速のバス停、左の赤い丸屋根の建物がトイレ。
迎えに来てくれていたのは工房経営者のお母さん。(多分、息子が・・と言っていたのでそうかと。)
自転車を借りる『おでかけ工房』さんに着いたのは9時40分頃。
北淡ICまでは無料送迎と聞いていたが、この距離を無料にするのはどうかと、他人事ながら心配になる。
親切な『おでかけ工房』さんの対応で何とか出発。
息子さんに写真を撮って頂きました。
出発前の『おでかけ工房』さんにて
一路、志筑を目指して
今回の淡路島一周で以外と迷ったのが、道。
淡路島は琵琶湖と違って内陸に複数の道があり、コースがある。
その割には道路標識や案内がサイクリング(島内で移動)することに適していない気がした。
『おでかけ工房』さんから出て、県道464号線を一路志筑を目指す。
何度か人に道を確認て、ようやく国道28号線に合流。後は南に向かうだけか?
17日の天気は良かったが、日差しと向かい風が強い。
塩尾港を過ぎたあたり
第一の難関
風は強いものの、快適な海岸線のサイクリングは、間もなく終了し、第一の難関である立川水仙郷に入った。
もちろん事前に昼食を済ませ、と水と氷を確保しての突入だ。
写真というものは疲れまで表現できるものでは無い。
何度も休憩を取ながら、上りの次は下りと信じながらペダルを踏み続けた。
休憩中の息子。 平気そうだが、二人ともそれほど平気では無い。
モンキーセンター
山の坂道から『モンキーセンターまであと〇〇キロ』と表示が出ているが、山道から海岸線の道路に出て暫く走ると、淡路島サイクリングでは良く見る写真のモンキーセンターの前を過ぎる。
立川水仙郷の山道を抜け、再び海岸線を。
随分と昔だが、まだ明石海峡大橋も大鳴門橋も無いころ、台風による強風で波が道路まで打ち上げる中を車で走った記憶がある。
ようやくモンキーセンターの前。写真を撮るだけで再び走り出す。
いったい、モンキーセンターとはどんな所だろうか。
モンキーセンターから暫く走ると、座礁した船(クレーン船)が現れた。
まだ、錆びついていないので、新しいものか。
第二の難関から76号線を八幡に向かって
ここで地図を確認してコースを変更。
当初の予定では76号線から25号線に入り海岸線を走る予定であった。
当日の宿はC地点にある民宿『みたき』。
A地点で既に6時を過ぎ25号線にある山道をクリアする可能性が少なくなっていた。
その昔、ニュージーランドでヒッチハイク中に平原の真ん中で下されて大雨の中野宿した記憶がある。
昔できたから今できるわけでも無く、まして今日は現代っ子の息子を連れてのサイクリング、無理は出来ない。
ここは25号線の山道を避けて、76号線を走り、八幡(B地点)へ向かうことにした。
八幡の交差点を左に折れ福良あたりに着くと既にあたりは暗くなり始めていた。
急いで夕食のおにぎりを買うために入ったコンビニの店員に道を確認するが、まだ少し距離がありそうだ。
それに道を教えるコンビニの説明も心許ない。
道を尋ねた相手の頭の上にクエスチョンマークが少しでも見えたら危険だ。
夕食は宿ですることとし、直ぐに自転車を走らせた。
ますます暗くなり、道路標識さえ見えない。
山中の上り坂では何かが森の中でごそごそと動く気配を感じる。
時折暗闇から現れる車のヘッドライトはまた直ぐに暗闇へと消えてゆく。
これで終わりか。。
宿への道はほぼ一本道のはずだが、少しでも間違えれば現在位置も確認できなくなる。
ちなみに淡路島ではスマホ電波(Docomoシム)も入らない場所が時々ある。
確実に場所が解り、連絡できる場所に留まり、迎えに来てもらうしかない。。
淡路島南IC
無念にもその場所が淡路島南ICだった。
その時撮った写真がこれ。
多分地元の人にとっては良く知れた場所なのかも知れないが、二人にとっては最後の選択の場所だつた。
暗闇の先にはインターチェンジの明かりが微かに見えるが、自転車や歩行者侵入禁止の標識が益々二人を心細くさせる。
かくして宿に電話をかけると、『民宿みたき』の主人と奥さんが快く車で迎えに来てくれた。
(突然の無理なお願いを聞いて頂き、本当に有難うございました。m(__)m)
宿に着くとそこはまるで天国か竜宮城のような気がした。
最後の5km程度、平地ならのんびり走っても20分程度の距離を走れなかったのは非常に残念だが、宿の親切に感謝して早々に眠った。
民宿『みたき』 非常に親切にして頂き、素泊まり二人で9,000円!
朝食も凄く良くて大満足でした。
18日の朝
朝から雨が降っていた。
それほど強くは感じなかったが、いざ外に出てみると、一日走るとずぶ濡れ状態を覚悟しなければならないかも知れない。
しかし、昨日の5kmリタイアを払拭するためにも今日は目的地の岩屋まで完走したい。
出発の準備をする息子
雨の中、8時半にお世話になった民宿『みたき』を出発
淡路島サンセットライン
民宿『みたき』を出ると、少しは高低差のある山道を走ったが、昨日とは打って変わって快適そのもののサイクリングだった。
時折強い雨にもあたったが、次第に雨は曇り空へと変化していった。
慶野松原の松林
このあたりから次第に天候は曇り空へと変わっていった。
野島から岩屋へ
結局、 二日目のサイクリングは12時40分頃には目的地の岩屋へ到着した。
およそ4時間程度だ。
前もって電話連絡しておいた『おでかけ工房』のスタッフさんが少し遅れて、待ち合わせのジェノバラインの船着き場まで自転車を回収に来てくれた。
『おでかけ工房』さんから岩屋までは車で30分以上かかるらしい。
回収料金は2台で2000円でだ。
これで商売になるのか!!? 他人事ながら心配だ。
(今回は色々お世話になりました。有難うございました。m(__)m)
ジェノバラインで明石へ
最後はジェノバラインで明石へ。
これで二人のサイクリングは終わる。前半少し不本意な部分もあったが、概ねOKか。
連絡船から見上げた明石海峡大橋
プロジェクトXのテーマ曲が聞こえてきそうだが、こういったものを一国の技術で作れるのが大国だとふと感じた。
総評
装備一覧
- ツーリング用トランシーバー
いらない。 今回は一度も使用しなかった。 - サングラス
今回は使用しなかった。 必要性も感じなかった。 - サイクリング用インナーパンツ
結果:やはり必須。 購入したのはこれ ↓ ↓ ↓ ↓ お世話になりました。
サイクリング用 インナーパンツ COOLMAX ゲルパッド (黒, L) - スマホ用スタンド
結果: 必要。 カメラを設置して走行撮影には便利。購入したのはこれ ↓ ↓ ↓ ↓
アクティブ スマートフォン ホルダー ( 自転車 ・ バイク 用 ) アンチ ショック アイフォン iPhone 6 / スマホ / GPS などの デバイス に対応 ハンドル 固定 - スマホ用サイクリングバッグ
結果:ポケット代わりにあってもOK。入れたままスマホ操作などは期待しない方が良い。 - サイクリング用手袋
結果:必須。私はカインズで購入しましたが、 Amazonならこちらのサイクリング用手袋。 - スマホ
結果:必須。もちろん、GPS対応自分の現在位置を確認できるもの。バッテリも要装備。 - 地図
結果:必須。 スマホGPSに頼ってはいけない。
『おでかけ工房』さんで頂いたサイクリングマップに感謝。
アウトドアでは必ず何かアクシデントが起こる。
計画通りにはいかないものだ。
素人の二人にとって、今回のサイクリングは山道の勾配が思いの他きつかった。
もし、このコースを2日かけて確実にクリアしたい場合は岩屋を9時台に出発し、一日目の宿は福良あたりが良い。
もし、ロードバイクで岩屋を出発し道に迷わずに、同じコースを走れば10時間以内には走りきることができたのではないかと思う。
出発時間は5~6時だ。
ふと、挑戦してみたいと思った。
ひ弱に思っていた息子も、さして文句も言わずについてきたことに少し驚き嬉しかった。
親の趣味に付き合ってくれた息子に感謝している。
さて、また走ることはあるのだろうか。
サイクリング 琵琶湖/淡路島
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