キーボード購入

文章を打っていると、何だかキーの反応が悪い。
仕方なくキーボードを購入することにした。
近くのKs電気に、打ち合わせの帰りに寄った。
値段を見てびっくり、最も安いものでは980円で販売されている。
「僕には980円で、キーボード作れんな・・」と思いつつ、
（嫁さんには「作らんでいい!」・・とよく突っ込まれる）
980円は少し安すぎるので、、それにUSBでもなかったので、1350円のキーボードを購入した。

およそ5年ほど前、世間では「デフレスパイラルに突入するのかっ!」といった話題をよく聞いた。
しかし、今ではすっかり、どっぷりと日本社会はデフレスパイラルに突入している。
物が安くなり、それに伴って労働者の賃金が低下する。そして収入が低下するので、購入する物は安い物に集中し、企業は更に安い商品を市場に投入する。安い商品を製造するためには、人件費を安くする・・・
まるで永久機関、ひとたび入ればブラックホールのように脱出することはできない。
卵が先か、鶏が先かの議論のように、スパイラルを逆転する方法はない。

ソビエト連邦が崩壊して、社会主義は大敗したと言われている。
21世紀も6年目に入ったが、資本主義の世界も曲がり角に来ている。
資本主義社会を維持するには社会に揺らぎが必要だ。しかし世界は益々フラットになっている。
インターネットによって市場を形成する情報の振幅が小さくなったのだ。

そういえば、近所の大手スーパーが軒並み閉店した。
残ったのは、昔ながらの市場ばかりである。
彼らは流行言葉で言えば「勝ち組」なのか。
それとも「居残り組」なのか。