ArtRage2.11 VS SketchBook Pro 2.0

ArtRage 2.11(アートレイジ) と SketchBook Pro(スケッチブックプロ) 2.0の
機能比較をします。
間違いがあるかもしれませんがご容赦を。

ArtRageは元々もニュージーランド生まれのフリーウェアでしたが、現在ではフリー版と有料版に分かれています。現在の最新バージョンはArtRage2.11です。
有料版といっても、ダウンロード価格は$19.95USでアンビエントデザインでダウンロード購入可能です。
私は本家の英語版を購入しました。使用に際し、日本語の必要性は余り感じません。
日本語版は株式会社イーフロンティアでダウンロード購入可能です。(2980円)

ArtRageの特徴 +

素晴らしいインターフェイスデザイン。
ArtRageインターフェイスはとても美しく、また機能的である。
通常、この手の派手なことを行うと、機能面が損なわれるが、ArtRageのインターフェイスはユーザビリティの向上と操作時の満足感を高めている。
比較的軽い動作。
ツールのサイズが大きいとすごく重くなる・・・
ペイント系ツールのシミュレーションレベルが高い。
ペイントをシミュレーションしたものではPainterが有名だが、ArtRageのペイントツールの中ではパレットナイフやペイントローラーの出来が良い。
キャンバス地のバリエーションが多い。
下地の種類が色々選べる。
カラーパレットの充実。
初心者に楽しい、トレースモード。
これだけで、イラストが完成! プロにとっても工夫次第で強力な武器に?!
とっても便利なリファレンスイメージ。
これはいい! 単純な機能だけど、あったら便利。
キャンバスの回転ができる。
個人的にはあまり回転して使わないが、、、出来るにこしたことはない。

ArtRageの特徴 –

スケッチーツール(鉛筆)の描画アルゴリズムの??
鉛筆やフエルトペンなどサイズの細いツールの描画がpoorだ。
スケッチは絵画の基本。特に繊細な描画に対応できないと苦しい。改善を期待する。
※以下赤丸の部分が問題箇所。欠落や変な撥ねが描画される。

ツールのカスタマイズ設定の保存ができない。
?ん。なぜツールの設定保存がてきないのだろうか。。。
選択ツールがない。(コピー&ペースト)
コピーなんて邪道かも知れないが・・・欲しい
全画面の削除ができない。
アートワークの拡大、縮小ができない。
使えないツールのまとめ
使えないツールとしては、鉛筆とエアーブラシが上げられるだろう。鉛筆ツールは上記のように描画シミュレーションに問題がある。エアーブラシツールはノズルを大きくすると、非常に重くなる。他のツールの描画レスポンスはノズルサイズによって余り変化しないが、どのツールもメモリに対してかなり負担をかけている様子だ。


ArtRage:下絵を読み込んだ状態、ピンで留めているのが、リファレンスイメージ。


ArtRage:鉛筆による描画。バックはペイントローラーを使用。


SketchBook Pro:SketchBook Proに取り込んで、鉛筆で描画。左側の2キャラ。

同じようなソフトにPainterがあるが、どちらが好みの描画ができるかと言えば、Artrageである。(個人的に)

おすすめ