暗証番号地獄（パスワード 地獄）

世の中暗証番号に満ち溢れている。
ネットバンキングなどで使用される暗証番号を、サイトの指示に従って定期的にでも変更していたら、たちまち暗証番号地獄の奈落へ真っ逆さまだ。

先日個人的に利用しているネットバンクで暗証番号の変更を促すメッセージが表示された。
仕方無く別の暗証番号を入力すると、、何と過去3回まで使用された暗証番号は指定できないのだ。

思い起こせば、僕の教えている学校のネットワークログインの暗証番号も定期的に変更しなければならない。
こちらは過去2回まで使用した暗証番号は新しい暗証番号として指定することができない。それに、このシステムときたら、3回暗証番号の入力を間違えるとログインできなくなり、担当者に直接暗証番号を聞きに行かなくてはならないのだ。
このルールは非常に手間のかかる地獄のルールだ。
なぜなら、過去2回分の暗証番号は指定できないので、暗証番号は3つ用意しておかなくてはならない。しかし、夏休みなどでしばらく暗証番号の入力にご無沙汰していると、すっかりどの番号だったか忘れてしまうのだ。このとき、2回続けて入力を間違えると、残りは最後の一回だけ。覚えている最後の暗証番号が果たして合っているのかだろうか? もし、合っていたとしても、タイプミスで入力に失敗してしまうのでは無いだろうか、、、緊張感は極度に高まり、最後のエンターキーに全てを託す。。。

過去の記憶が走馬灯のように蘇った僕は、新たな暗証番号の入力をキャンセルした。たとえシステムに催促され続けても、僕は暗証番号を変えない!

関連情報: openID