Mayaのトランスフォームノードを削除する方法!
Mayaのトランスフォームノードは必要不可欠であり邪魔者である。
個人的な使用であれば、“適当”に消しているのだが、生徒から聞かれると案外と手間がかかる。なぜなら、そのトランスフォームノードができた理由、存在理由が様々であるからだ。特に初心者Mayaユーザーは、アウトライナー(オブジェクト)の整理ができていないために、たんまりと溜まってしまった様々なグループノードやトランスフォームノードが入り混じり、簡単に、そして不用意に削除することができないのだ。
Mayaでトランスフォームノードができる理由
結合
複数のオブジェクトを結合すると、新しいトランスフォームノードが作成される。
もとのオブジェクト数のトランスフォームノードが作成されるのでアウトライナーは一気に大混乱である。
分離
オブジェクトのシェイプを分離すると、新しいジオメトリが新しいグループとトランスフォームノードとともに作成される。
オブジェクトを消してもグループノードやトランスフォームノードは消えないので混乱は続く。
トランスフォームノードの消し方
まず、空のグループは削除してもOKだが、トランスフォームノードを不用意に消すと、関連のオブジェクトも削除されることがあるので注意が必要である。
ヒストリーの削除
- オブジェクトを選択 > 編集 > 種類ごとに削除 > ヒストリ
無条件に消すなら以下でOK。デフォーマー以外のヒストリが比較的安全。
- 編集 > 種類ごとにすべてを削除 > デフォーマー以外のヒストリ
※「分離」した場合は、グループノードも作成されるので、グループ解除も必要かも。
※ 選択オブジェクトに対してはアイコンボタンが便利。